社長挨拶


蕎麦は江戸後期より「蕎麦きり」の形で、庶民に親しまれてきました。

当時、江戸における蕎麦の主産地は、江戸西部の武蔵野(武蔵野台地)にあり、青梅街道から江戸に入る最後の宿場町であった中野は、生産地と江戸中心部との中間に位置していたことから、蕎麦や雑穀を扱う業者が軒を並べ、加工、集散地として大いに栄え、江戸における蕎麦需要を賄っておりました。

当社は新工場を1990年に江東区新木場に竣工し、生産、営業の拠点を新木場に移転するまで、中野区本町(中野坂上)で操業しておりました。


我が社の『安心・安全・高品質』のスローガンに加え、『お客様に喜んでいただく』、と言う想いをこれからも忘れずに、世界無形文化遺産である日本料理の、蕎麦食の伝統を守り続けて参ります。


石森製粉株式会社     
代表取締役社長  石森安征